内容(「BOOK」データベースより)
警部に昇任し、組織犯罪対策部第一課の係長に抜擢された、安城和也。彼は自らのチームを指揮し、覚醒剤の新たな流通ルートを解明しようと奮闘していたが、過程で重大な失策を犯してしまう。重苦しいムードに包まれる警視庁に、あの男が帰ってきた。かつて、“悪徳警官”として石もて追われたはずの、加賀谷仁が!警察小説の頂点に燦然と輝く『警官の血』―白熱と慟哭の、第二章。
感想
『警官の血』の続編。三代目の和也の物語。
読んでいて、続編という感じが薄かった。
警察内の組織間の争い、ヤクザの構想が
序盤から中盤にかけての展開。
物語が進むにつれて、前作の意味合いが濃くなってくる。
結末は前作を読んでいるからこそ、深みを感じることができる。
警官の血、本作ともにいえるのは、
物事の真意を表面だけで判断できない。
裏も見て、判断せよってことなのかなあ・・・・
2016-02-23 20:26
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